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「硫黄島からの手紙」

気になってはいたけれど、見にはいかないつもりだった映画ですが、知り合いが褒めていたので、気になって行ってしまいました。

感想は、
見て良かった!!

2時間半くらいあるちょっと長めの映画だったけれど、途中で飽きることもなく、とてもよく構成の立てられている作品だと感じた。
主人公は栗林中将という実在した人物で、彼はもうアメリカに戦争では勝てないと分かりながらも、「自決」という方法をとらず、とらせず、1日でも長く硫黄島で抗戦することが、日本や本土にいる家族を守ることになると信じて戦い続ける。栗林中将の役は渡辺謙。
渡辺謙も良かったし、この栗林中将という人自身も、とても立派で温かい人だったんだろうな、と感じられた。テレビでは実際に栗林中将の書いた手紙というのも紹介されていたし(映画の中でもいくつか出てくる)、本当に、こんな感じの人だったのだろうな。
人間、追いつめられたときに真価が問われる、ということを改めて思った。
私も、もっと、かっこよく、正しく生きたいなぁと思わせられた。

ただ、事前の情報では、「栗林中将の話」というふうにしか思っていなかったけれど、中将と同じかそれ以上多く、西郷という一兵士の視点から戦争が描かれている。その西郷がまた良かった。演じているのは嵐の二宮くん。でも彼は「青の炎」のときも思ったけれど、ジャニーズでバラエティーなどをさせているのがもったいないくらい、いい役者だと思う。キムタクや草なぎくんなんて目じゃないくらい!(草なぎくんも、上手いとは思うけれど)
でも役者がいいというだけではなくて、こういう思想、立場の人間を配置し、その視線で映画を撮っていったというところに、この映画の成功があったような気がする。
こういう人物を上手く配置できるようになれば、私の小説ももっと上手くいくんだろうけどなぁ……。

本当、見て損はないと思う。いろいろな意味で、日本的だなぁと思った。ただ、それを作ったのがクリント・イーストウッドだというのが、また、すごい。
映画の作り方とかよくは知らないのだけれど、「監督」の仕事ってどこまでやることなのだろう。アメリカ人が日本の役者を使って、日本語で映画を撮るということ自体、すごいことに思えるのだけれど、実際はどうやって回っているのだろう。気になる。
でも、こういう映画をアメリカ側が作ってくれたということに、日本人は感謝するべきだろうと思った。

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2006/12/21(木) | 映画 | トラックバック(0) | コメント(3)

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キャロット

『』

はじめまして。
「硫黄島」、いい映画なのですか・・・。
見ようかな、どうしようかなと迷っていました。
戦争ものって苦手なんですけれど。

それと、2chの日記も拝読しました。
気にされることは全くないと思います。
がんばってください。

2006/12/21(木) 17:57:11 | URL | [ 編集]

内記

『』

観ましたか。
プログラムを読んだけど、イーストウッド監督自身は、熱心な演出家ではないようです。きっと、信頼された役者が、監督の作る場で力を出してしまうのかも知れないね。
まさに人徳も大きな要素なのかも知れないです。
映画監督って現場を作る人なんだろうね。
ちなみに、この脚本に関わったポール・ハギスは「ミリオン・ダラーズ・ベイビー」でも脚本を務めています。ハギス自身、「クラッシュ」という逸品を監督しているので、機会があったら、観てください。

2006/12/21(木) 22:09:28 | URL | [ 編集]

かおり

『』

キャロットさん。
初めまして。書き込みありがとうございます!!
硫黄島はもしかしたらアカデミー賞とか獲るかもしれませんね。
私も特に戦争映画は好きではありませんし、爆撃されるようなシーンは悲しくなってしまいましたが、戦争よりもっと違うところに重きが置かれている映画だと思うので、敢えて私はお勧めします!!
2chの件も、どうもありがとうございます! 本物の作家になれたら、もっと色々言われるのだろうから、これくらいのことはさらりと流せるようになろうと思います(笑)
良ければまたいらしてくださいね!

内記さん。
おお、「クラッシュ」。私も見たよ。すごい良かった!! そっか、私はその監督(脚本)が好きなんだ。あ、調べたら「ミリオンダラーベイビー」もそうなんだね。これも良かった。今後、その人の脚本のものをチェックしていきます! 言われなかったら全然共通点に気づかなかったよ。ありがとう!!
あとそういえば、蜷川さんも以前、「演出家の仕事はキャストを決めるところまで」とかすごいことを言っていたな。時と場合によるのだろうけれど、せっかく良い役者がたくさんいるなら、ある程度自由を与えた方がいいものができあがるのかもしれないね。一人の人の頭でできることには限界があるとも思うし。
では、お互い良質な作品を作れるように頑張りましょう☆

2006/12/22(金) 13:59:47 | URL | [ 編集]

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