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以前紹介した「なぜ就業規則を変えると会社は儲かるのか」の下田先生と同じ「有限会社 人事・労務」の4人が書かれた本。結構私、ここの会社の人たちの考え方、好きだなぁ。
この本はどうしたら日本において「成果主義」が成功するか、という内容だけれど、ただ賃金のシステムを整備しましょう、年功序列をやめましょう、というだけの内容ではなく、どうしたら社員がやる気になるのか、どうしたら社長も社員もハッピーになれるのかを追究しているところが良かった。
このあいだ「なぜ若者は3年で辞めるか」を紹介したけれど、こちらは「会社に期待なんかするな」というようなスタンスで書かれていて、ちょっと憂鬱な気持ちにもなったけれど、「有限会社 人事・労務」の本は社労士の人が中心になって書いているというのもあるのか、会社というシステムに希望を持っている感じが伝わってきていい。
内容は簡単にまとめると、「本当の成果主義、というのは、賃金の量ではかるものではない。仕事の報酬はお金ではなく、(より高度でやりがいのある)仕事。社員にとっては給与のアップと同じかそれ以上、上の人から認められ、精神的に満たされることは嬉しい。成果主義を採用するなら、目標管理が欠かせない」などなど。
具体的にどうやって目標を立てるように導けばいいのか、どういう賃金システムにするといいのか、という説明もあるけれど、それ以前に社長と社員がどういう気持ちで「会社」というものに向き合うべきかというところが多く書かれている。
もしすぐに役立つ辞書的な本を求めているのなら、この本はそこまで役には立たないかもしれないけれど、「結局人事制度って、人間関係とモチベーションの話なんだよね」と分かっている人には手にとってもらいたい本。
終身雇用の時代は終わったと言われてはいるけれど、社員を「育てる」ということをしっかり考えている社長の元で、確実に成長していかれるのなら、一つの会社で自分を育てるのもありなのかもしれない、などとこの本を読んだら思った。ま、私はもう残されていない道なんですけどね(>_<) ま、私はいずれ、そういう「社長」になることでも目指します(笑)
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2006/12/19(火) | 本の感想 | トラックバック(0) | コメント(0)








