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「あの日、欲望の大地で」

「バベル」などの脚本を書いた人が初監督した作品ということで見てきた。

「バベル」もよく分からなかったけれど、こちらの映画も、「上質な芸術作品」ではあるけれど、ちょっと難解だったかな。

http://www.nagi97.com/review/2009/11/post-89.html
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2009/11/03(火) | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0)

「重力ピエロ」映画

重力ピエロ (新潮文庫)重力ピエロ (新潮文庫)
伊坂 幸太郎

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伊坂さんの「重力ピエロ」が映画になり公開されているので、見に行ってきた。
映画を見るのは久しぶり。

映画化されて良い小説というのは、長編ではなくて短編だ、というのが私の持論。
今までに見てよかったのは「幻の光」(原作:宮本輝)と「ジョセと虎と魚たち」(原作:田辺聖子)くらいなので……。
短編小説の場合は、それだけを映像化しても足りないから、あとは監督の想像力で「膨らませる」作業になる。でも、長編の場合は、ほとんど「削る」作業だから。

でも、この映画は見て損はしなかった。
確かに「長編小説」を映画化したため、そぎ落とされた部分もあるけれど、その取捨選択が非常にいい。
さらに、小説にはなかった映像だからこそ効いてくるシーンの挿入もしっかりされていたし、ちょっとした間のとりかた、映像の空気感で、伊坂さんの描き出したかったであろう世界が、きちんと表現されている気がした。

小説では謎解きのほうに重きが置かれていた気がするが、映画では、謎解きの部分は最低限に抑え、あくまで「兄と弟と、家族の話」に焦点を絞っていた。
だから、繊細な映像とテーマが、すっと心に入ってきた感じ。

「兄」と「弟」を演じる役者も良かった。

ただ「映像にするのが不可能だと言われていた作品を映画化」みたいなキャッチフレーズをどこかで見た気がするけれど、伊坂さんの作品はそんな「映像化」が難しいように、私には思えないな。特に「重力ピエロ」は、今までなんて映画になっていなかったの、ってくらいに思う。「オーデュボンの祈り」を映画化する人がいたら、驚くけどね。

それにしても、この映画でも効果的に使われていたが、「はるが二階から落ちてきた」という冒頭の文章は、十年後には、「トンネルをぬけるとそこは雪国だった」くらい有名になって、教科書に載らないだろうか、などと思ったりする。

監督もすごいけれど、やっぱり伊坂さんはすごい!

「ラッシュライフ」もそろそろ公開されるけれど、どんなふうになっているのかな。

2009/06/08(月) | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0)

「ダイアナの選択」

映画「ダイアナの選択」を見ました。

「結末にどんでん返し」という情報だけ得ていたので、色々深読みしすぎて、正直、見終わったときは「???」という感じでした……。
なんだ、それだけ?
みたいな。

ただ、映画のエンディングロールの最後の最後にキーワードがあらわれ、それを公式サイトで打ち込むと、監督の「答え」が表示されるのだけれど、それを読んでようやく「あぁ、なるほど。深い」と納得。
(ただ、公式サイトの「イントロダクション」にネタバレ的なコメントがあるので、映画を見る前に読まないほうがいいかも……)

「答え」が分かると、なぜ、「過去」と「現在」があんなに頻繁に交錯するのか、それも分かってきたりする。

色々な意味で、余韻の残る映画でした。
悔いなく生きたいな、と。

映像も美しい。
銃の乱射の場面や、血なまぐさいところもあるのだけれど、こういう、「映像」でしか表現できないことにまっすぐ向き合った作品っていいな、と思う。
本の原作もあるらしいけれど、多分、本と映画はまた違うテイストなのだろう。

女性にお勧めの映画、かな。

2009/03/22(日) | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0)

「薬指の標本」DVD

小川洋子さんの同名の小説を映画化した「薬指の標本」を見た。
この映画、邦画ではなく、フランス映画!
でも、日本とも海外ともどこともとれない場所が舞台の小川作品だから、まったく違和感はない。
……いや、むしろ、フランス映画であって良かった、と思う。

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小川さんは、「博士の愛した数式」で本屋大賞を獲り、映画化もされたので、それが「代表作」のように思われているけれど、以前からの小川ファンとしては、それは違うだろう、という気がする。「博士の愛した数式」は、小川さんにしては「珍しい」タイプの作品だ。
もちろん、「博士の愛した数式」も、すばらしいのだけれど、多分、根っからの小川ファンは、「薬指の標本」のほうを好んで読み、「やっぱ、こういうテイストよね」と、この映画に満足すると思う。

一般の人には、純文学=私小説のように捕らえられがちで、自分の悩みを滔々と語るのが小説だみたいに思われている気もするけれど、私が思う、小説らしい小説は、やっぱりこういう、小川作品だな、と、映画を見て、改めて思った。
どんな作品だ、と聞かれても困るけれど、描写ありきで、ストーリーはただそのシーンを生かすための小道具でしかない、みたいな「芸術作品」かな。
この映画も、非常に「純文学」っぽい。

分からない人にはわからないだろうけれど、分かる人は、はまる。
だからこそ、アマゾンでも星5つなんだろう。
多分、星1つしかつけないであろうような人は、そもそもこのDVDを手に取ろうともしないはず。

やっぱり、文学は、美の追求だ。文学も「芸術」だ。
などと、忘れていた「原点」に久しぶりに回帰した感じ。

ストーリーを軽視するわけではないけれど、ストーリーは自分にとって、メインではない。
ストーリーによって描かれる世界や、人の心理こそが「主役」。
先を読ませる牽引力は大切だけれど、ストーリーを前面には押し出さない。
日常をつかのま忘れさせる美を表現できてこそ、文学。

エンタメを目指しつつも、なにかすごい違和感をときどき感じ、行き詰っていたけれど、なんか、この作品を見て、ふっと、「無理はやめよう」と思った。
私はやっぱり、こういう世界が好きだ!

小川さんの原作。
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小川 洋子

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2009/03/13(金) | 映画 | トラックバック(0) | コメント(0)

「マリー・アントワネット」&「土から生まれるもの」

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先週、社労士系のこと、かなり頑張ったせいか、今週末はプロゼミも他の勉強会も全部ないせいか、今週いっぱいは、かなり脱力して過ごしていた。
というより、久しぶりにちょっと「芸術家」っぽさを取り戻した、という感じかも。
映画を見たり、美術館に行ったりできた。
そしてちょっと自分を取り戻し、幸せな気分。
ま、もっと働かなきゃなぁ~という気持ちは最近強いんだけどね。
でも、あせらない。今は、種をまく時期。

「マリー・アントワネット」は、あまり評判が良くないらしい。「見たよ」と言うと、いろんな人に、「でも、良くないんでしょ?」と返される。まだ私の感想、言ってないのに!
ということで、私自身は、結構いいと思う。
ただ、女性のための映画って感じかな。多くの男の人には多分良さは分からない。あと、映像の「芸術」を求めるより、ストーリーというか、キャラクターの作り方あたりに焦点を当てて見るべきかも。
私がこの映画をいいと思ったのは、「固定観念からこれくらい自由じゃないと」と、学ぶところがあったから。今まで抱いていた、「マリー・アントワネット」のイメージが、自分の中でかなり塗り替えられた。そして、あぁ、こういう状況だったら、確かにこういうふうに考え、こういうふうに行動するかも……いや、私だったらもっとダメになっていたかも、とか、自分のことに置き換えて、身に迫ったものとして感じられた。それがこの作品のうまさだと思った。
ただ、そんなふうに難しく考えなくても、ファッションはとてもおしゃれで豪華だし、おいしそうなスイーツだらけだし、乙女にはたまらない映像美かも。音楽もポップで、これもまた、既成概念を壊している。
リアリティを求める人にはかなり受け付けられない内容だろうけれど、史実に基づいていようが、芸術作品は作り手のもの、という独立した考え方ができればいいんじゃないかな。
というあたりが、私の正直な感想。

あと、美術館にも行ってきた。初台のオペラシティにあるアートギャラリー。初めて行ったけれど、空いていていい。上野などとはやっぱり違う落ち着きがある。
今やっているのは、「土から生まれるもの」という展示。
http://www.operacity.jp/ag/exh80/
実用的な器などではない陶芸作品が中心で、私にはなかなか心地よい作品が多かった。
特に小川待子さんという作家の作品が良かった。私は知らなかったけれど、多分、陶芸の世界では有名な人だろう。
http://www.momat.go.jp/Jiki/S0010.html
こんな感じの作品や、もっと大きな作品も、10点以上あった。
上手くは言えないけれど、すっと入ってくるような、でも何かちょっと心に残って、心のなかをあたためるような、微かに寂しくさせるような、頭をぼんやりさせるような、そんな感じの作品。
やっぱいいよねぇ、芸術って、とよく分からないことを呟きたくなった、平和なひとときでした。

あ、でも、プロゼミの課題、全然終わってないや……。やらなきゃ(^_^;)

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2007/02/17(土) | 映画 | トラックバック(1) | コメント(2)

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