一生懸命にやればやるほど、もし失敗したらという不安も生まれるけれど、結局そういう不安って、それを忘れるくらい勉強して、自分に自信をつけることでしか、解消しないんだろうなって思う。
それに、マイナスに考えていったら、覚えられるものも覚えられないし、解ける問題も解けなくなってしまう気がする。
前も書いたかもしれないけれど、高校時代先生に言われた言葉が印象に残っている。
「テストのときは、難しい問題が出ても、どうしよう、分からないとか思っちゃダメよ。そういうふうに思ったら、頭の中の半分以上が、分からないという思考で使われて、問題を解くために働かなくなっちゃうから」
これって結構いいところをついた言葉だと思う。
この言葉を聞いてから、難しい問題が出ても、「どうしよう」とか「解けないよ」とかは思わないようにしている。
あと、勉強しているとき、「もしダメだったら」というのもできる限り考えないようにしている。そんなことを考え出したら、脳の大部分がそういうマイナスの思考に使われてしまう気がするから。
……と言っても、たまに不安がよぎらないと言ったら嘘になるけどね。
ただ以前本で読んだ。「もしダメだったらどうしよう」という不安を減らす方法。
それは、
「それがもう叶ったものとして、次を考える」
ということ、らしい。
私が最近、次の資格を探しているのも、そういう思考の延長。
ところで今は、小6と高2の子を教えているのだけれど、やはり小6より高2の方が受験を意識している。そして最近、「以前より自分ができなくなってきている気がする」とかなりブルーな感じに陥っている(^^;)
そういうときは私が何を言っても、あまり言葉は届かない。難しいな~、と思う。
「やってもやっても忘れてしまう」とか言われても、「忘れるのは当然なんだから、忘れる勢いに負けないくらいの量をこなすしかないのよ」とかけっこうシビアに思ってしまうからなぁ……私。
でも本人も、そこまで努力できていない自分というのも感じていて、そのはがゆさにますますブルーになってしまっているみたい。その気持ちは分かるし、そうやって「まだまだもっとできるはずなのに」と自分で自分を責められる子に、敢えて私が同じことを繰り返す必要もないのだろう。
あたたかく見守らなくては、と思う。自分がけっこう限界に近く勉強していると、「お前もやれよ~」って気分にはなるけどね(^^;)
ただ、10年以上「教育」をしてきて思うのは、一番大切な教育は「待つこと」だということ。自分の考えを押しつけても反発されるだけだから、まずは相手の言葉を聞いて、アドバイスできることは軽くして、あとは相手が内側から変わっていくのを待つ。
時々もどかしいけれど、意外とおもしろい。
良い方向で抜け出せるといいのだけれどね。
結局スランプって、本当に頑張っている人にしか来ないものだから。
私自身も、三歩進んで二歩下がるような勉強を続けています(笑)
とりあえず今日で、レベルアップとハイレベルを全部解き直し終わった。明日で過去問の3巡目が終わる。という現状。
でももう一冊くらい、一般常識・改正・白書関係の参考書を買おうかなとも思っている。それか選択式の予想問題。
とにかく選択式の足切りにさえひっかからなければ受かる、という気がしている、この頃。
今日の勉強は厚年過去問……
・育児休業中の保険料の免除、基金の加入員の場合、「掛け金のうち、免除保険料額」が免除される。(H16-9)
・事業所が一括されると、「2以上の事業所」は適用事業ではなくなる。(H17-2)
・保険給付は100円未満の四捨五入(H16-10)
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2006/07/27(木) | 厚生年金保険法 | トラックバック(0) | コメント(4)